婚約指輪に適したダイヤモンドのカラット数は?
男性にとっては一生に一度の一大イベント・婚約指輪の購入。
婚約指輪は一般的に、ダイヤモンドを装飾したものが定番です。
女性にとっても、愛する男性からプレゼントされる、ダイヤモンドの散りばめられた婚約指輪は憧れの1つですよね。
そんな婚約指輪に選ばれるダイヤモンドは、どれくらいの大きさでお値段はいくらくらいものものが人気なのでしょうか?
婚約指輪の平均価格は30万円
婚約指輪の価格は、個人差があるものの、近年の調査では平均して約30万円ほどとなっているようです。
全国的にも約半数以上の人々が、30万円前後の婚約指輪を選んでいます。
過去には、「婚約指輪は給料の3か月分」などと言われた時代もありました。
ですが、それは当時大手の宝石販売会社が流通を高めるために使った文句であり、根拠はありません。
婚約指輪は、必ずしも高いものを贈ることが良いわけでもありません。
無理をせずに、自分の予算にあったものを選ぶ方が多くなっていますね。
ダイヤモンドのカラットとは?
ダイヤモンドのカラットは、重さを表す単位です。
1ラットは、0.2gです。
ですので、カラット数が大きくなるほど、ダイヤモンドの大きさ・重さは増え、指輪に占めるダイヤモンドの存在感も変わってきます。
ダイヤモンドは大きいほど価値がある、と思われがちですが、実は大きさだけが重要ではないのです。
ダイヤモンドには、その価値をあらわす「4C」という価値指標があります。
「CARAT(カラット)」「COLOR(色)」「CLARITY(透明度)」「CUT(カットバランス)」の4つの項目でダイヤモンドは美しさや価値を評価されます。
この4つの項目が高いほど、価値も上がり値段も上がります。
ですので、カラットにこだわる場合は、他の項目をさげて予算内に収めたり、逆にカラットを下げながらも他の項目を上げて全体的な価値を高める、といったこともできます。
平均的な婚約指輪のカラット数は?
上記の4Cを踏まえても、ダイヤモンドはカラット数だけで価値が決まるわけではないのですが、婚約指輪購入の際に気になるのはやはりカラット数でしょう。
では、どのくらいのカラット数が婚約指輪として選ばれることが多いのでしょうか?
選ばれるカラット数はそれぞれの予算によって異なってきますが、全国平均的には約半数以上の人々が0.4カラット未満のものを選んでいるようです。
特に多いのが、0.3カラット前後のものです。
婚約指輪の場合は、ダイヤモンドが大きすぎても指を邪魔することもありますし、小さすぎてもその存在が薄れてしまうので、大きすぎず小さすぎずな大きさを選ばれる方が多いですね。
この記事の監修者

中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。